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千寿の楽しい歴史
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雲仙火砕流跡(千寿の楽しい日々)高田町郷土史会
土石流被災家屋保存公園を見る。

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阿弥陀三尊
平成3年6月3日夕刻、背後にそびえる雲仙付言岳山頂から大火砕流が駆け下り、地元消防団員、警察官、報道関係者、外国人火山学者など43名の命が失われました。

西方浄土の願主、阿弥陀如来様は「必ずすべての衆生を救い、極楽浄土へ生れさせる」と説かれています。
普賢の山麓に亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、郷土の安寧と限りない発展などを願って「阿弥陀三尊」が建立されています。

雲仙火砕流跡(千寿の楽しい日々)高田町郷土史会_a0137997_1048461.jpg雲仙火砕流跡(千寿の楽しい日々)高田町郷土史会_a0137997_10482041.jpg

追い討ちをかけるような形で土石流が発生し、水無川流域一帯は一夜にして、巨大な岩石群が呆然と広がる荒れ野と化してしまいました。施設の中に、岩石などに埋もれた家屋が残されて、自然の恐ろしさに心が痛みます。

私たちは平成3年4月30日に眉山焼きの見学に行っています。その時は、白煙が上昇していましたが、まさか、このようになるとは思いもしませんでした。
生かされていることに感謝します。  冥福をお祈りします。

眉山(ひざん)焼は、島原の領主松平忠房が1669年(寛文9年)御庭窯として開窯以来、明治27年頃まで続き、市内の湊町で焼いたらしいことから、湊焼(島原焼)とも言われます。
by kusennjyu | 2010-03-06 11:01 | 旅行記 |Topに戻る