藩境のまち・肥後街道宿場を歩く(小保5) 4月23日 快晴
旧吉原家住宅資料館
普段は閉まっていて見れません。行事があっているから見れる貴重な写真です。
上の6枚の写真はクリックすると拡大します。 榎津・小保地区の住宅の地図などです。
衣装(旧吉原家のもの)
左~木の馬(乗馬の練習をしたもの) 右~資料館内の構造
大川市文化財マップ
上の写真はクリックすると拡大します。
旧吉原家住宅資料館
旧吉原家住宅資料館及び収蔵庫はもともと吉原家の土蔵(2棟)であったもので、棟札によると、明治21(1888)年に吉原家24代当主吉原正左衛門氏が土蔵A(収蔵庫)を建築し、ついで14年後、明治35(1902)年吉原家25代当主吉原正三氏が土蔵B(資料館)を建築したものです。
これらの土蔵はいずれも小保町棟梁、黒田多吉によるものです。
大川市指定文化財 旧吉原家土蔵2棟
指定年月日 平成9年9月19日指定
土蔵A 構造形式 土蔵造:本瓦葺 桁行:9.850m 梁間:5.000m
土蔵B 構造形式 土蔵造:本瓦葺 桁行:10.835m 梁間:5.910m
当資料館及び収蔵庫の建設にあたっては、自治省の地域文化財保全事業として、平成10年度に工事を行い、平成11年5月1日に開館しました。
当館では、小保・榎津地区に広がる伝統的な町並みについて展示しています。
町並みの起源から成立、町並み及び建造物の特色等をわかりやすく学べるようにしてあり、文化財愛護意識の高揚及び生涯学習の場として、活用していあただきたいと存じます。
また、ご来館の後は郷土の貴重な文化遺産である小保・榎津地区の町並みを散策していただきたいと思います。
大川市教育委員会
吉原睦家 藩境石があります。
右上の写真はクリックすると拡大します。
藩境石
文化13(1816)年4月に榎津・小保の「藩境争い」が勃発した。
血で血を洗う藩境争いのその後、現在の榎津本町 中村商店前に建立した藩境石の原型となった藩境石だといわれている。
明治維新後、廃藩置県の際に現場に倒置されていたものを吉原家で保存・修復した石碑である。
何故、当家の敷地内にあるかは、小保の七不思議に数えられている。(普段は見られません。)
是より南、柳川領(左側)
是より東七間二尺五寸柳川領(正面)
と記されたものです。
屋敷内のシャクナゲ
絵手紙展と庭のボタン
次回は久留米領の榎津を紹介します。 ご期待下さい。