幸若舞上演「敦盛」(成人) 1月20日 大江八幡神社
敦盛は能では有名ですが、幸若舞で初めて上演されたのは平成20年に大江八幡神社からです。
平成23年と24年は同じ内容で上演されておる。東京・京都で上演されている。
幸若舞は国指定重要無形民俗文化財に指定されているが、敦盛が上演されたのは5・6回でまだ知られていません。
鼓方~松尾正巳(30代家元) 太夫~松尾成功 シテ~松尾正春 ワキ~椛島健夫
上演が終わりお礼申しあげます。
4・舞曲、装束、舞振について
大頭流の無曲は全部で四十二番あって平家物語、源平盛衰記、義経記、曽我物語などから取材されている。
日本記、浜出、扇の的(那須与一)、駒揃、
八島、大職冠、信田、禅賀、
敦盛、築島、陽中大臣(一名百若)、笛巻、鎌田、元服曽我、十番切、文学、木曽願書、硫黄ケ島、腰越、堀川夜討、四国落、
富樫(安宅)、笈捜、入鹿、和田酒盛、小袖曽我、剣讃談、
夜討曽我、勝負分(和泉城)、高館、含状、清重、伊吹落、烏帽子折、伏見常盤、山中常盤、景清、竃破、切兼曽我、新曲、多田満仲、鞍馬常盤
上の
赤は私が鑑賞した八曲です。扇の的(那須与一)が鑑賞していません。
その内容は双紙のように物語の複雑な節をねらわず、時代的物語を背景として、観るものを驚かせ、悲しませるよう、具体的描写に苦心している。
現在舞われるものは、
日本記、浜出、扇の的、夜討曽我、安宅、八島、和泉城、高館、敦盛の九曲である。
舞は古例にしたがって皇室より拝領の「五七の桐」と「陰陽の菊の花の紋」に染めた幕を打廻し、その前に小鼓方が一人床几に掛けて噺し、正面に立烏帽子、素袍上下の太夫、その左右にシテ、ワキが侍帽子に素袍上下で控え、各右手に扇を持ち、両手を張り、袖口を折り体は上半身をやや前方に曲げ眼は四・五間先方をみつめ、シテとワキは地謡を勤め太夫は謡いつつ舞台を足踏鳴らして前後左右に足をはこび、頭はほとんど動かさない武士的気風の横溢するものである。
曲節は下の通りのものがある。
コトバ、イロ、イロ調、フシ、カカリ、同立、同音ソメ、サシ色、クル、ワル、フルシ、クドキ、
サシクドキ、ロンギ、シボル、アタル、イルツメ、上中下ヨミモノ、ヒロフ、ユリ、モツ、
ハル、キザミ、ウケ、カケ、クセ、イロカカリ。
幸若舞保存会資料より
次回は「敦盛」を動画5本で紹介します。
みやまいいまち会 クリックして見て下さい。
新 「環境講演会&早咲き梅花」
「政治学級 1~2月の学習計画&蝋梅の花」
みやま日和(みやま市観光協会ブログ) クリックして見て下さい。
新 「加藤淳也さんが来た!などなど筑後広域ネタ」
「蒲池焼展 開催中」
私の目標 今一番大事なことは絆 を育てること。