千寿の楽しい歴史
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2013ベンガラ柿渋塗り・八女福島の丸林本家にて・千寿の楽しい歴史
ベンガラ柿渋塗り  

平成25年12月1日 八女福島の松林本家にて

ベンガラ柿渋の作り方

材料  ベンガラ(酸化鉄)・松炎(しょうえん・松のすす)・柿渋(渋かきをの汁を絞って発酵させたもの)酒(アルコール)・ストッキング・スリコギ

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①柿渋をストッキングで濾す。

柿渋のビンの底に塊が溜まるため、網目の小さいストッキングを重ねて濾す。

②ベンガラの塊をスリコギで潰す。

③ベンガラに柿渋を少量混ぜて溶く。

④松炎をアルコールで溶く。

⑤柿渋で溶いたベンガラに松炎を混ぜる。

⑥適宜、柿渋を入れて溶く。

⑦ここまでを1日前に作っておく。

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⑧当日にミキサーで拡散する。

⑨拡散したら木片などに試し塗りをして、色の調整を行う。

ベンガラだけだと赤っぽい色になり、松炎を入れて茶色っぽくしている。

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ベンガラ塗りとは

ベンガラ・柿渋・松炎を混ぜ合わせた塗料で、木材の防虫防腐剤として使われています。

色彩は赤褐色からこげ茶色まで自由に出来ます。ベンガラは赤・黒・黄褐色があり、岡山県吹屋が産地として有名であった。

八女福島の町並みでは、秋の放生会「八女福島の燈籠人形」の前に毎年塗るのが習慣であった。

柿渋は天然の塗料で外部に塗る場合は紫外線に弱く、特に雨風が当る場所は、出来れば半年毎に塗るのが望ましい。内部の床板や柱などは柿渋だけで良い。

服装は汚れてよいものを着用する。服についたら取れなくなる。

汚れ防止のために、土間や下側にはシートなどを敷いて置きます。

外部  小さいバケツに塗料を刷毛に付け、液をバケツの縁で絞ってから薄く伸ばして塗る。

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内部  柿渋だけで、出来るだけ薄く伸ばして塗る。

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外部は再度、柿渋を塗る。   完全に乾燥させてから、伸ばして薄く塗る。手で触って黒いすすが付かなければ塗って良い。

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塗り終わった後は、水でバケツ・刷毛をきれいに洗い水分を拭き取る。

以前はよく柿渋を塗っていましたが、だんだんと忙しくなり、やらなくなりました。

ベンガラ・松炎・柿渋は全部が天然素材であるが、だんだんと廃れていくのが残念です。

今日は、たくさん教えていただきありがとうございました。そして沢山の友達が出来ました。




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by kusennjyu | 2013-12-02 21:41 | 出来事・生活 |Topに戻る