絶海の孤島3(青ケ島) 東京都青ケ島村
今回の『
絶海の孤島』は観光まちづくり講座の一環として全国くまなく旅行された末吉隆昭さんに講話をお願いしたものです。
末吉さんは、全国の市町村を全部廻り、どうしたら良いかの豊富な智慧やアイデアを持っておられます。
その1部を話してもらい、私たちはどうしたが良いかを考えて意見を出し合っています。
また末吉さんの観光ビジョンに対する情熱をおすそ分けしてもらいたいとも思います。
他所の町を知って、我が町を知る。
西日本フォラムも同じですが、私たちの郷土を愛し、来て見たいと期待が持てるまちづくりをグループで毎月2回、学習しています。
私も郷土の歴史について7月から9月まで3回、講話を担当しました。
毎月1回は政治の仕組みを知るということから、市役所の出前講座で学習しています。
10月は清掃センター(ごみ焼却場)を現地見学の予定です。
11月は出前講座で『
観光ビジョンへの提言』でコンサルタントに来てもらい、話を聞く予定です。
引き続いて講話をお願いします。
講話 末吉隆昭氏
青ケ島


伊豆諸島最南端に位置する青ケ島は、大海原に浮かぶ断崖絶壁に囲まれた小島である。
青ケ島へは、八丈島から船で4時間、週5便の予定になっているが、1~2便出れば良い方である。
出航しても予定通りに戻って来る便は、3便に1便である。なかなか青ケ島には行けない。
出航前に戻ることがあるが良いかの誓約書を書かされる。何回も戻って青ケ島へ行けなかった。
このコースは2時間過ぎてから海の色が変わり、30分程は大きく揺れる。1万トン級の大型船でも揺れる。
伊豆・小笠原海溝?を通過するときに、必ず大きく揺れる。
伊豆・小笠原海溝(いず・おがさわらかいこう)は、日本の伊豆諸島・小笠原諸島付近にある海溝。
フィリピン海プレートに太平洋プレートが沈みこむことによってできた海溝で、
最も深い所では海面下9780mになる。
母島の南東にはやや浅い部分(母島海山)があるが、ここが伊豆・小笠原海溝とマリアナ海溝との境界点とされることが多い。北に日本海溝、南にマリアナ海溝が連なる。
伊豆・小笠原海溝から沈み込んだプレート(リソスフェア)は、伊豆諸島・小笠原諸島付近でマグマとなって上昇し、伊豆・小笠原島弧と呼ばれる火山列島の島弧を作っている。
1回目の時に、同船者から洗面器を取って来て抱いていたが良いと言われた。
新聞紙で覆い、吐いたときの用意をしる。フィィリッピン海溝を通過するときに大きく揺れる。
便所へ行くのに、立って行けるのは良い方だそうだ。普通は這って行かないと行けないそうだ。
揺れも中途半端に手で掴めたりしたらいけない。揺れにまかせてゴロゴロと転がることだそうだ。

ヘリーもあるが、こちらも島民優先で乗ることが出来ない。
この島へ旅行する時は、1週間くらいの休暇を取っておかないと危ない。
青ケ島は、御蔵島のように海面に出ている部分がお椀を伏せたような形であるが、御蔵島以上に険しい島である。
この島の人口は、170人、日本で一番少ない村である。
港は段々になっていて、降りるときは、船の舳先(へさき)から降りるのが珍しい。
家は港から4km歩いて登った頂点にしかない。
島内には、バス・タクシーはない。歩いて島内を見物するしかありません。
港から集落までは、登り坂のため1時間以上かかります。港へ帰る時は40分ほどで着きます。
民宿は6軒あり、
12000円(1泊3食)と高めの料金です。食事をする店はない。
日用品を扱う店は1軒だけです。
連絡線は天候等で長期に欠航する場合があります。船が来ない時は、宿の食事がカップラーメンなどになる時があります。
次は御蔵島へ。