人気ブログランキング | 話題のタグを見る
千寿の楽しい歴史
kusennjyu.exblog.jp
ブログトップ
和泉ケ城(四)動画編・幸若舞2011
和泉ケ城(四)動画編   1月20日    大江天満神社奉納

動画①   P23の8行目~ツメ~P24no10行目



「ツメ」今此処にいたって、我をば見捨て給ふか、しばらく御待さむらいとて、壱間所につつと入り、紅ないの弐つ絹、引ツちがへてきるまゝに、萠黄にをいの腹巻を、草ずり長にざっくと着、高ひも上帯しつかとしめ、白柄の長刀かいこんで、和泉と共に切手出る。

心のかうなるもどうりかな、西国八嶋の合戦に、義経が御供申し能登守の矢先に当て、むなしくなったりし、佐藤次信が妹なり、奥州五十四郡が其内にて、かくれも無き太刀の剛の者、忠衡矢蔵に上れば、女房城戸をかためて、手退た味方の軍平に、しばらく息をつかせんとて、重立とつてさしかざし、大手の城戸に向ひしは、実に頼母しうぞ、見えにけり。

動画②   P24の13行目~ツメ~P25の10行目



「ツメ」請て見よと云まゝに、三人張に十三足、とってからと打つがい、きりきりと引しおり、かなぐりばなしにかつきとはなつ、一陳にすすんだる、金沢の九郎が、胸板にばつしと当り、押付くぐつとぬけ、うらに扣(ひ)へたる、馬場の兵衡が、兜の引手の吹がえしに、火花をちらして立たりける。

ふん是を始と仕り、矢たばねとひで押みだし、さしとり引つめ、散々に射たりける。

くつきよの兵者を、十七、八騎はらりと射られ、少しく、矢ぐらに引しりぞき、矢だねつくれば、矢蔵をゆらりと飛んでおり、打物のさやをはづし、夫婦共に切手出る。

動画③   P26の6行目から。



フシ   舞方三人が共に構えの姿勢で合唱する部分である。

合唱形態をとるので華やかな部分であり、調子が高くなると少しずつ前進する。
低調子に変化すると後退し、静かに横一列に進退をくり返し、フシの全節が終る前に、出発時の定位置にもどるようにする。

ツメ  太夫が舞台を鼓形に動き、朗吟を盛りあげる。

シテ、ワキは袴をつまむ歩行体で、右手の扇を開き,静止している。

太夫は扇を開き持ち鼓と掛声にあわせ舞台を鼓形に進み朗吟してゆく。

シテ、ワキの動きと、太夫の朗吟と鼓形の歩行に注意して鑑賞してみて下さい。
by kusennjyu | 2011-01-28 08:33 | みやま市の文化財
|Topに戻る