三池初市・街道まつり 3月1日
近郊の住民の物々交換から始まり、交流の輪が次第に広がり、この地域の人々の生活の中に溶け込み、生活物資調達と交流の場として定着していきます。
三池の町に住む人々は近郊の親戚や知人などを家に呼び、接客する習慣があり、それを年に一度の楽しみとした。
この市の始まりは250年前とも300年以上前とも云われています。
植木市
神社
主神妙見さん、恵比寿さん、薬師さんを敬慕する地域住民のお祭りであったといわれています。
現在では宗教的色彩は非常に薄くなっています。
三池初市
初市は、
江戸時代に三池街道の宿場町として栄えていた同地区で住民らが物々交換したことから始ったとされる。
九州最級の春の市といわれ、約200軒の移動商の人々がこの日のこの地に集い、その後九州一円に散って営業を始める。各地でそれは「初市」と呼ばれていますが、「
三池初市」はその歴史と規模から「初市」中の「初市」と言うべきものである。
「花てぼ」や「しょうけ」、「みそこし」に代表される竹細工や鍬や包丁などの刃物は、昔の生活必需品の市であった名残リを示すものである。
伝統玩具「キジ馬」や戦後工夫された「竹虎」は少なくなったが、創作竹細工「ミニ大蛇山」は新しい名物として人気が出て来た。
県道の400mをを交通止した歩行者天国に、露天が端から端まで並び孫を連れた家族ずれが多く、また車椅子の人々も世話人に押してもらう人も多く、植木の場所ではそれぞれ購入するなど賑わいを見せていました。
西日本新聞 3月2日朝刊より。