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千寿の楽しい歴史
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2011伝説 上庄の屋須多さん・千寿の楽しい歴史
伝説 上庄の屋須多さん

伝説によれば、昔、修業行者(山岳にこもって修行する人)が、上庄の地を訪れ、民家に一夜の宿をとられました。その民家の主人は貧しかったけれども、快く労をねぎらい丁重にもてなしました。

翌朝、修業行者は主人に、

「この地に火災が発生した時のために、水神様の御守りを納めておきましょう。もし、火事が起きたら『屋須多』と私の名をとなえなさい。そうしたらすぐに火事は消えるでしょう。」

と言って別れを告げましたので、八坂神社の大楠の辺りまで見送りましたが、いずれとなくわからなくなってしまったと言うことです。

そのあまりの不思議さに、土地の人々は、これは八坂神社の生まれ変りであろうと、今日まで語り伝えられております。

その後、町内に火災があるたびに、「屋須多さん」の名を呼べば大事にいたらず
鎮火しておりますので、お札や御幣を家々に祭って大難をのがれていると言われています。

例年、祭祀の12月1日には、瀬高町内はもちろん、遠くからも参拝者があり、にぎわいを見せています。

戸次求馬著「南筑明覧」より。

  ふるさとの昔ばなし「瀬高の民話と伝説」-瀬高町教育委員会発行より。

by kusennjyu | 2011-07-20 09:13 | みやま市の民話と伝説
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