いっこく堂トークショーを聞いて 3月9日午後7時00分~8時10分 大牟田文化会館小ホール
青柳氏から入場券(前売 2500円)をいただき、2人で有明沿岸道路を通り行く。駐車場はやっと入る。
午後6時30分から入場になっており、ロビーにて約20分以上待っていました。
7時から開始。
司会 岩清水愛さん。いっこくさんが入場する。
最初は腹話術の紹介がある。いっこう堂の仲間の紹介がある。
サトル(サトル・シアトル・トンデール) 鳥の人形。
カルロス(カルロス・セニョール・田五作) 薄毛の中年男性風。ボリビア出身。最初に制作された人形。
2体を両手に持って、浄瑠璃人形芝居と同じ要領で1人で左右を操作しながら腹話術をやるのだから、難しい。3人分を使い分ける。
最後に声を入れ替えてしゃべるのは、神経を尖らせていないと、まぜこぜになり、何が何だか判らないと言う事になりかねないと思います。(私の感想)
いっこく堂は腹話術のイメージを一変させた! これまで誰も手掛けたことのないアイディアと誰も成し得なかった技術で腹話術に革命をもたらした、
いっこく堂の『至芸(しげい)』――。 それらはすべて、従来の常識を覆すところから発想し、編み出していったものなのだという。
まずは、まったく動く様子を見せない『唇』。アップで見ても、「
動かない唇」のまま、「
どうも、こんにちは いっこく堂です」と発音している。「腹話術をやっている=口が動く、というのがあまりにも多すぎた。もちろん、口が動かない人もいましたが、一般的に人形を動かしているけど、口も動いているよね、みたいな。馬鹿にされているんですよ、腹話術の芸が。だから、そのイメージを変えなきゃ、っていう気持ちがあった」といっこく堂は言う。
「低いほうがふんばる、っていうか力を入れないといけない。
声量が必要。声量が必要というのは口を閉じたら出しにくい、ということ。高い声は、ぱーって抜けるから、そんなに必要ない。
低い声、落とす声っていうのは難しい。エネルギーもいる。」
会場の全員が、3人での会話のテンポと驚きと感動に出会い、唇の動きに引きつられて見ていました。
トークショーが始まる。相手は司会の岩清水愛さんです。
いっこく堂(イッコクドウ)のプロフィール
1963年5月27日(48歳)・/ふたご座・神奈川県生まれの沖縄出身・A型175cm・妻と長女がいる。
3歳年上の兄がいる(兄は沖縄で生まれている)。
いっこく堂(いっこくどう)は、腹話術師である玉城一石(たまき いっこく)の芸名、および玉城と腹話術人形のチーム名をさす名称である。
幼稚園に入る前に神奈川県から船で3日間かけて沖縄へ戻る。両親はアメリカの軍人相手に飲み屋を出す。
その頃は景気が良くて儲かっていた。
しかし、
7歳の時にコザ騒動がある。その時は、騒動に参加して塀の外から石を投げ入れまいしたと話す。
コザ暴動とは、1970年12月20日未明、アメリカ施政権下の沖縄コザ市(現在の沖縄県沖縄市)で発生したアメリカ軍車両および施設に対する焼き討ち事件である。 直接の契機は米軍人が沖縄人1人をはねた交通事故であるが、その背景には米施政下での圧制、人権侵害に対する沖縄人の不満があった。コザ騒動(コザそうどう)、コザ事件、コザ騒乱とも呼ばれる。
この後、商売が出来なくなり、収入が入らなくなり、借金があり、1年後に父は外国船の食事の下世話の仕事で働き、外国航路なので6年間くらい帰らなかった。母も昼と夜の仕事を始める。
兄弟2人ですごす。しかし、近所の人達の理解があり、母が夜の食事を用意していたが、友だちの家を廻り食事をしてテレビを見たり遊んで帰って来ていたので、寂しくはなかったと話す。
9歳の時に沖縄返還がある。
沖縄返還とは、1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄(琉球諸島及び大東諸島)の施政権がアメリカ合衆国から日本に返還されたことを指す。日本の法令用語としては沖縄の復帰という。(私は27歳。)
沖縄返還は、先のスミソニアンにおける円切り上げ後の出来事。ということは、沖縄の人達が持っているドルは、一ドル308円で交換するのが筋である。
(308円で交換された。)
しかし、過去になめた沖縄の住民の苦労に報いる意味もあって、政治的観点からこれを旧平価の一ドル360円で交換することにした。
この時、田舎の雑貨商の叔母ちゃんたちが損をしました。当時はドルと円は半々に使用されていた。
例えば、日本円で80円の物はいいが、80セントのものは「いっちょん判らんばん。80円でいい。」(沖縄弁でこの調子だろう)という具合に損をしています。(自分は後で計算をして差額分は返しに行きましたと話す。)
変換後の日本人の観光客は料理の多さに困ったようだ。献立を見て御飯・おかず・味噌汁をくださいと注文すると
御飯(大盛り)・おかず(豚肉野菜いため)・味噌汁(豚汁がどんぶりで出る)など・・・・。
後半に続きます。 (中学・高校時代から東京へ上京して成功するまでを書きます。)
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私の目標 今一番大事なことは絆 を育てること。