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千寿の楽しい歴史
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2012瀬高町の文化財13(クスノキ林・源氏蛍・カササギ)・千寿の楽しい歴史
瀬高町の文化財13(クスノキ林・源氏蛍・カササギ)  

 瀬高町の文化財(平成2年3月31日発行)より。
   
新舟小屋のクスノキ林   国指定天然記念物

指定 昭和49年6月18日 所在地 瀬高町長田字狐林

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中の島公園内、東西約1km、南北100m、面積7万平方メートルの矢部川河川敷に、高さ15~20m、幹の廻り(胸高さで)3mある百数十本の巨木が鬱蒼と2kmに及ぶ遊歩道をおおい、行楽客に森林浴を満喫させている。

この楠林の植林の創始について、一説では「柳川藩政資料」によると「長田川原の藪は塒藪(ねぐらやぶ)といい、宝暦年間(1751~1763年)、中老・四ケ所左衛門が楠苗300本を植えつけた」とあるという。

春たけなわの今日この頃、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。

他方、元禄8(1659)年、治水工事のため藩政時代、柳河藩領で現在八女市立花町(北山・中川原)の千間土居の構築にあたった田尻惣助が主任となり、矢部川南岸舟小屋まで6kmにわたって楠樹を植えた。惣助の子、惣馬は父の後を承けて、西端になる舟小屋の南岸に、植え替用として千数百本植えたという。

当時、中の島は南の方は埋れてしまって島ではなくなっていた。大正10年6月19日の大洪水の折、舟小屋北岸一帯は堤防を越す増水があり、この緩和の目的で法水路が建設された。

上長田第二堤防の土と、方水路堀割の土で現在の強大な堤防ができた。こうして中の島が再び姿を現したといっている。いづれにしても、この楠の美林は治水工事の一環として、また水害備林の役も果たしている。先人の卓抜な偉業であろう。

新舟小屋のゲンジボタル生息地   国指定天然記念物

指定  昭和16年3月27日  

所在地  筑後市溝口、北長田、尾島、津島および瀬高町長田など。

中の島公園に次の様な文面の看板が立っている。

船小屋源氏蛍発生地

1.所在地 福岡県八女郡古川村水田村山門郡東山村
  指定面積  矢部川南筑橋ヨリ下流2820メートル以内の河川敷(法水路を含む)及び西岸の堤塘敷(右岸堤塘に接続せるものを含む)竝に右地域内に介在する道路敷

1.説明 源氏蛍の発生地として本邦有数のものなり。毎年5月下旬に亘り其の羽化最盛期に達し夕刻飛び交ひて美観を呈す。

1・保存の用件 公益上必要止むを得ざる場合の外蛍の採取は勿論其の発生を害する虞ある行為は之を禁ず。

昭和16年3月27日   文部省

これは昭和16年に国の天然記念物として指定された時のもので、それより先の昭和9年、当時九州帝国大学教授理学博士江崎悌二氏は、つぶさに現地の源氏蛍を視察し翌10年、福岡県史跡名勝天然記念物調査報告書第十輯に次の様に報国がなされている。

「ゲンジボタルは本邦各地に最も普通なる昆虫の一種で県下に於いても至る所に産し、又この矢部川にも廣く出現するものである」としながらも「蛍の特に多く出現するのは、この矢部川珠ケ瀬の中でも船小屋の下流で、右に記したうっ蒼たる樟林を背景とした区域であるが、更にその上流及び下流地方にも見られる。

川に舟を浮べて或は上って之を賞することが出来る。この樟林の西端近い所では船小屋温泉地の照明も達せず清澄なる水、幽邃なる森に群る無数の蛍群の美観は真に筆紙に尽し難いものがある。

・・・船小屋の蛍の特筆すべき点はその四囲の結構の雄大なる点にあるもので又蛍群の豊富なる事も他に較べ得る所は少ない。宏大なる背景の前に何千何万の蛍が独特な律動的な点滅を行いつゝ飛び交ふ景観は見事である」と。

更に樟林より下流の朝鮮松原附近及び沖端川の行基橋附近にも戦後間もない頃まで数多く見られたものであるが、汚れの流出や護岸工事によって絶滅し、その後人々の努力によって僅かながら鹿児島本線鉄橋附近に見られるようになった。

カササギ生息地   

国指定天然記念物

指定 大正12年3月7日 所在地 山門郡、三瀦郡、久留米市

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鴉科の鵲(かささぎ)属に属するカササギで、頭部から背部は黒色で光沢が強く、胸および脇等は純白色の留鳥である。
(留鳥=季節的に移動を行わず、1年中、ほぼ一定の地域に住む鳥)

日本では有明海北岸のみに分布しているといわれ、主として平坦な農耕地や村落附近の樹林に棲息し、山岳地には生息しない。樹林が少なくなったためか最近は町内の電柱等に巣を営んでいるのを見かける。本鳥は元来中国の中北部及び朝鮮半島南部に多く棲息している。

その昔、豊臣秀吉が朝鮮出兵(1592-1598年)した折、出陣した柳河藩主立花宗茂らが捕り帰ったと言われ、別名をカチガラスまたはコウゲカラスとも呼ばれている。この鳥が巣を営むにあたって低い樹枝に作る時は、その年は台風がひどいとの俗説がある。





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by kusennjyu | 2012-08-28 04:14 | みやま市の文化財
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