たかた広報で見る「思い出写真館」3
平成13年6月15日発行 第442号 ⑧平木常一さん提供(当時88歳・江浦町)
昭和10年頃、淀姫神社の参道前で江浦祗園祭りの様子を撮影したものです。写真の大蛇山は多分、明治17年頃作られたものでしょう。
当時の祭には、古町、新町、二の丸、吉原から山車(だし)が出て、前列には松明が焚かれ、踊り山も参列していました。世話人には25人の新参者があたり、この二の丸・吉原の山車には、夜中の2時ころに引き始めていました。
祭りで記憶に残っていることは、町外から若い衆が「面ん玉下がり」に来て、大騒ぎになって、けが人まで出た時のことを、よく覚えております。
江浦祗園祭りは、戦前から受け継がれた伝統的祭りとして、現在も、7月の第3土曜日に毎年開催されております。鐘と太鼓による独特のリズムを聞くと、若い頃のことを思い出しますね。
平成13年7月16日発行 第443号 ⑨光達正人さん提供(当時75歳・北新開)
昭和22年5月、新開能楽の発展に尽力された高野常蔵氏の77歳のお祝いに祝賀能が宝満神社で行われた時に撮影されたものです。写真の前列には高野氏のご親族の皆さんが写られております。
高野先生は、観世流能楽師範の高尾唯吉氏にも指導をされていて、それまで立花藩から借りていた衣装を譲り受けていただいたり、新開の方への指導に当られていました。当時、若手十数人で同志会を作っていて、舞の稽古は、北新開の公会堂で行い、お謡は、各家を稽古場として回っていました。
私は、主に太鼓をしておりまして、正月には、同志会のお互いの家を回って稽古の成果を披露していたことは、思い出として残っております。現在でも、例年10月に新開能として奉納されており、若手の狂言の指導に力を注いでいます。
平成13年8月10日発行 第444号 ⑩宮本シヅカさん提供(当時83歳・田尻)
昭和55年頃、田尻地区の親睦を深めるために、当時まだ高田町ではあまり行われていなかったゲートボールを上組の隣組で行った時に撮った写真です。
当時の隣組長さんが、地域の若い人もお年寄りも一緒に楽しめる交流の場が持てるようにと始められたものでした。チームは、男女混合で子供も加わり作られ、当時は、まだ、ゲートボールは珍しく、ルールもわかる人が少なくて、第一ゲートを通過するのに行ったり来たり、打ち出されたりで大騒ぎでした。田尻地区は、以前から地域の住民間の交流は盛んに行われております。
現在も春には、田尻地区の森山宮で全世帯が集まり、花見が行われ、親睦が深められております。しかし、この」写真に写っている方の中には、すでに亡くなられている方もおられ、当時を忍んだりします。若い人たちにも地域の人たちとの結びつきを大切にしてもらいたいと思います。
文章は記事のままです。続きます。
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