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千寿の楽しい歴史
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2013竹久夢二と大牟田市出身の歌人、白仁秋津の関係・千寿の楽しい歴史
竹久夢二と大牟田市出身の歌人、白仁秋津の関係

夢二の未発表作と確認

福岡県大牟田市立三池カルタ・歴史資料館(梶原伸介館長)

旧家で2008年に見つかった絵画について、美人画で知られる竹久夢二(1884~1934年)の未発表作品と確認されたと明らかにした。

確認されたのは「雛妓読書」と墨書された縦約110センチ、横約30センチの作品。着物姿の若い芸者がうつぶせで読書にふける姿が、和紙に墨などで描かれている。

作品は明治から昭和にかけて活躍した大牟田市出身の歌人、白仁秋津が所蔵。白仁家が08年、関連資料を同館に寄託した際に見つかった。

竹久夢二美術館(東京都文京区)の学芸員が今年2月に鑑定。夢二が用いた雅号の一つ「一草人」の署名があり、筆跡や筆づかいから夢二の肉筆画と確認した。

夢二と秋津の関係や作品所蔵の経緯は不明。ただ秋津は与謝野鉄幹、晶子夫妻が中心となった明星派の歌人で、夢二と交流を持つ人物が明星派にいた。そのつながりで秋津が入手した可能性も考えられるという。

白仁秋津(しらに・あきつ)について

白仁秋津の埋もれた業績に光 初の歌文集出版 大牟田市の市民団体  『白仁秋津の世界』

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大牟田市出身の歌人白仁秋津(1876‐1948)の顕彰活動をしている市民団体がこのほど、秋津が詠んだ短歌や人物像などをまとめた歌文集「白仁秋津の世界」を出版した。生涯で約2万首を詠んだとされる秋津だが、その多くは未公開で、本としてまとめられたのは初めて。同団体は「埋もれたままの秋津の業績を広く市民に知ってもらい、秋津研究の出発点にしたい」としている。

三池郡銀水村岩本(現大牟田市岩本)に生まれた秋津は、文芸雑誌「明星」を主宰した与謝野鉄幹に師事。生涯を大牟田で過ごし、郷土の自然や日露戦争に従軍した経験などを歌に詠んだ。

柳川市出身の北原白秋とも親交があり、明治40(1907)年に鉄幹や白秋ら5人の文人が紀行文「五足靴」を発表した際には、その九州西部の旅を資金面で支援したことで知られる。

紀行文「五足の靴」とは

歌人の与謝野鉄幹が北原白秋・吉井勇・木下杢太郎・平野万里の5人で阿蘇・九州のキリシタン史跡・三池炭鉱などを訪れる、その紀行文が新聞紙上に連載され大きな反響を呼んだものです。

市民団体「白仁秋津を顕彰する会」(大城美知信代表)は、地元でも忘れ去られようとしている秋津を再評価しようと2005年3月に結成。歌文集には、同会の宮原陽光さん(80)らが、秋津の遺族を訪ねるなどして集めた約2000首の中から約500首を収録し、評伝や秋津の二男の寄稿文も収めている。

歌文集は同市内の書店などで発売中。2000円。

2007年6月12日付 西日本新聞朝刊=


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白仁秋津(しらに・あきつ)の略歴

秋津(本名勝衛)は明治9(1876)年、三池郡銀水村(現大牟田市大字岩本)に生まれる。

明治20年に熊本の済々黌を卒業、明治35(1902)年に北原白秋・田中紫江・杉森秋華ら6人と同人誌『常盤木』を発行し、その時から、「秋津」の号を用います

明治36(1903)年、与謝野鉄幹主宰の東京新詩社に加わり与謝野夫妻に師事、明星派歌人として白秋・吉井勇・石川啄木・高村光太郎らとともに名を連られます。

大牟田で生涯を過ごしながら、日露戦争体験や地元の自然を歌に詠んだ。柳川市出身の北原白秋と親交が深かったことでも知られている。

日露戦役回顧之歌   

多数ある中から私が選んだ1首

夜明けまで語りかはせし戦友の百人近く失へる山

大牟田の歌4首

鐘太鼓どんちんかんと打たたき神輿にのりて街を行かまし

蟹多く棲みたるところ起重機の櫓あがりて石炭を吊る

温泉の山より高くあがりたれ鴎は秋の風に吹かれて

金峰の峠の家の炉のもとに雪を分け来て君と手あぶる


雲仙を「温泉(うんぜん)」・金峰山を「かなみね」といっていた遠い時代、大牟田に蟹の多かったこと、大蛇山伝説も髣髴(ほうふつ)させる。






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by kusennjyu | 2013-05-10 20:48 | 柳川・大牟田・大川の歴史散策
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