渡瀬の大蛇山車と大蛇くずし
土用三伏、旧暦6月12日。この日は渡瀬八剣神社の祭礼、祗園祭である。この季が近づくと渡瀬の男性どもは何かと祭礼のための会合に忙しくなり、娘たちは新しいゆかたを作り、下駄をねだっては心を浮かして祭りを待った
元禄の世にその歴史をさかのぼることができる、この祭は祭神素盞鳴命が胡瓜のために右眼を失なわれたという伝説によって、氏子たちは祭礼期間(1日から12日まで)、胡瓜を食べなかったという。また、大蛇の目玉も右眼よりも左眼をより尊重する理由もここにあるらしい。
大蛇山車と大蛇くずし
写真は平成の大蛇山車で、子どもをかませているところです。
大名行列の後に大蛇山車(やま)が続く。この山車を動かすのにも、松明方、大蛇振り、花火方、手提灯等いろいろの役があり、山車の上、山車の下3人宛の取締りがいて、三町の交渉や、山車の進行等について相談しながら事を運ぶ。松明のあかり、鐘、太鼓、ほら貝の音、いやが上にも壮絶に異様な雰囲気はかき立てられて、行列の人も見物の人々も、いつのまにか真剣にその中にはまり込んでいった。
らんらんと見開く眼、歯をむき出した大きな口、大蛇が首をゆすって火焔を吐くと群衆は、どよめき叫び、やがて切って落される目玉争奪戦へと色めきたって行くのである。
この大蛇くずしに参加して、氏子のいただいていた守札で作られている目玉を奪わんとものと闘志を燃やす若者は、松明で叩き叩き、山車によじ登ろうとするが、一方山車の上の青年は、勇敢にこれを迎え撃ち、大蛇に火を噴(ふ)かせて、これを近づけまいとする。
こうして、白兵戦は続くが、激戦数十分、戦も極まって若者は目玉にぶら下がり、群衆は固唾を呑み、手に汗握り、瞬きもせず見守る中で、壮烈な血戦は終り、龍眼は名誉ある若者の手に落ちる。若者は群衆に祝福の拍手を送られ、骨ばかりに剥ぎ取られた大蛇を残して、松明の護衛のもと幸福の龍眼を抱いて家路へ急ぐ。熱した体は夜明けの風が心地よい。
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