石田昌(いしだ・さかえ)
石田昌は、元治元(1864)年11月10日、石田昌栄の長男として山門郡鷹尾(現柳川市大和町鷹尾)に生まれました。
石田家は古くは鷹尾八幡宮の社家であったと伝えられているが、幕末から回船問屋を営んでいるが、回船「昌栄丸」の船主として、矢部川流域の物資を長崎に移出し、帰り荷として長崎の外来物資を移入しています。
田んぼもかなり持つ資産家で、俳人石田茂山は五代前にあたります。若くして学問を志し、初め、長崎で漢学を学びましたが、のちに、同じ長崎の諏訪神社神官の丸山作楽(さくら)に師事し、国学を研究しました。
その後、上京して、平田篤胤一派の海上胤平に万葉長歌を学び、当時の神祇伯白川資訓とも知り合う。
故郷に帰って、高良神社宮司の船曳鉄門(ふなびき・てつもん)に師事し、万葉の研究を重ねました。号を松園と称し、万葉風の歌にすぐれ「松園詠草」・「松の落葉」などの歌集を残しています。
また、多年にわたり、岡山の斉垣内会・福岡日日新聞・久留米の千歳会・柳川の白縫会などの選者としての指導に当たり、渡瀬会・山門会・福岡の福稜会などを主宰しました。
『六合小学校百年誌』による。
次回は石田昌と高田町の渡瀬会や河野修造などの関係について紹介します。
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