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千寿の楽しい歴史
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2014『若菜籠』紹介・石田昌著(柳川市大和町鷹尾に生まれる)・千寿の楽しい歴史
『若菜籠』紹介・石田昌著(柳川市大和町鷹尾に生まれる)

石田昌のあゆみ

元治元(1864)年11月5日、福岡県山門郡鷹尾(現柳川市大和町鷹尾)に、石田昌英の長子として生まる。

石田家は、中世より代々鷹尾に住し、旧家として地方の名望を集めてきたが、昌英の時に船持(昌栄丸)となり、回船問屋を業とした。

地元の六合小学校を終え、福岡県立柳河中学校(現伝習館高校に学び、向学の志厚く、家業の縁で長崎に遊学し、漢学及び国学の道に進もうと決意する。

長崎では、中島廣足(ひろたり)の門流に和歌を学び、広く好学の士と交流し、いよいよ斯道を究めることを志す。

本格的に国学を究めるため、しばしば京都・大阪に通い、更に上京する。しかし、明治20(1887)年、父の病気によって帰郷することとなる。

郷土史研究の業績

昌は郡役所書記官として勤務しながら、山門の遺跡・伝記・口碑(こうひ)などの掘り起こしや研究にも力を注いだ。

明治29(1896)年には、師事していた船曳鐵門の許で高良山の神籠石(こうごいし)を調査した経験を生かし、瀬高町女山(ぞやま)の列石を神籠石(こうごいし)と断定して考古学界の注目するところとなった。それは現在、国の指定史跡に指定され、邪馬台国を裏付ける貴重な資料となっている。

昌は、柳河の郷土史家渡辺村男氏との交友も深く、ともに遺跡を調査し研究したものをまとめた共著『邪馬台国探見記』がある。

昌が、鷹尾八幡宮の顕彰に勤めたことも特記しておかねばならない。神社の沿革を調査研究し、保管されていた八百年以上も前の古文書を整理したものを「鷹尾文書」としてまとめたが、それは平成11(1999)年に、国の重要文化財に指定された。

『若菜籠』覆刻

『若菜籠』は、郷土の地理や地名の由来・行政区の変遷、神社の由来・伝説などを石田昌自ら歩いて調査、収集し、見聞したままを記録しまとめたものです。

巻頭に、晩年のポートレートと自詠自書の大阿蘇の和歌を掲載し、外孫にあたる江崎潮が序文を添えました。

この『若菜籠』を通して、郷土の歴史を知っていただくと共に、石田昌の人物像ーー奥に秘められた言霊ーーを感得して頂けたら幸いです。

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山門郡図(現柳川市・現みやま市瀬高町・山川町・高田町の竹海校区)

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「神籠石」調査風景と実測図

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東山村堤の調査風景

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山門郡誌と若菜籠

1・渡辺村男原稿   明治45年6月~大正3年。

2・石田昌「若菜籠)  明治45年4月

3・山門郡誌   大正14年10月。 石田昌氏は資料を提供する。

4・旧柳川藩志  昭和32年(昭和55年再刊)  山門郡誌に載らなかった資料をまとめたもの。

石田昌のその他の著作

郷土史関係 「古川考」 明治45年   伝記「雲竜久吉」 大正10年  

歌人として 「しらぬひ集」 大正11年  ・松の落葉 昭和8年

ありがとうございました。








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上の写真は田中敬一郎さんが撮ったもので、上(紫色)の「みやまいいまち会」をクリックしていただけば見られます。


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by kusennjyu | 2014-08-12 15:52 | 歴史学習会
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