1965年 あの夏 三池工業高校甲子園優勝を語る(前半)
平成26年11月12日 道の駅「おおむた」花ぷらす館にて
インタビュー 中川原廣吉氏
出席者 穴見捕手・瀬口2塁手・黒田捕手(控え)・山本コーチ
監督 原 貢監督 亡くなられました。冥福を祈ります。
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一回戦 高松商業((小坂投手)を打ち2対1で勝つ
山本コーチは高松の小坂投手の偵察に行く。監督には攻略はむずかしい投手ですと報告する。
しかし、ミーティングでは、相手は同じ高校生で打ち崩せると話す。(これは選手の発言です。)
高松商業は優勝候補の一角と言われていた強豪です。
原監督の指導で腰で振りぬけと、各バッターはベース際に立ちます。投手は内角は攻めにくいだろう。デットボールになるかもしれない。
外角を攻めてくるだろうと、相手投手に目に見えない圧力をかけ続けている。
試合は1対1で延長13回裏、林田は外角球をうまく流し打って左翼線ポールぎわいっぱいに入る二塁打、次の池田が左翼手頭上をライナーで破る殊勲のサヨナラ二塁打で林田をホームに迎え入れた。
二回戦 東海一に11対1で勝つ 爆発!三池工業打線(22安打)
この日、大当たりした瀬口、≫池田らは小柄な打者だがタマにさからわず、シャープな打撃ぶりを発揮した。
三回戦 報徳学園に延長10回サヨナラ勝ち(3対2で勝つ)
報徳学園は9回表を終わって2対1.三池工は土壇場で下川の三塁線を抜く二塁打などで、一死三塁のチャンスをつかんだ。
ところが、報徳の谷村投手は打者、池田への三球目のモーションを起こしたあと投球動作が止まってボーク。下川が生還し、大きな一点を失ってしまった。
10回に穴見の安打、上田のバント、木村、瀬口と連打で1点を入れてサヨナラ勝ちした。
一呼吸の乱れ 報徳・無念の谷村投手
トップの下川右翼手が、いきなり左翼線へ二塁打を飛ばした。林田一塁手の一塁ゴロで三進。池田遊撃手がばったボックスに入った。
報徳の谷村投手は、プレート度胸の良さでは定評がある。第一球はストレートで外角低目を突いた胸のすくようなストライク。堂々と試合をいどんでいる。第二球も々コース、だがややそれた。
三池工の貢監督が、一塁線ベンチで腰を浮かした。池田君が短く握ったバットを、バントの構えでくるりと回した。同時に三塁ランナーの下川君が、ちょっと走るまねをして軽く砂をけった。
次の瞬間だった。投球動作にはいった谷村投手が、けつまずいたように、少し前へつんのめった。ボールがマウンドヘポロリと落ちた。米谷主審が「ボーク」と宣した。下川君がゆうゆうとホームベースを踏んだ。
後の記者会見で谷村君は
「スクイズのサインが出たのh知っていました。次の球ははずさなければ、と思ったとき、三塁走者が走るまねをしたのでハッとしたんです。軸足がプレートにひっかかってしまって・・・・・」
「一呼吸の乱れ」は三池工業学校新聞・同帰会会報 特集号より。
後半へ続きます。
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