2016山幸彦海幸彦縁起絵巻(天井絵)の解説巻二・千寿の楽しい歴史

山幸彦海幸彦縁起絵巻(天井絵)の解説
肥前一宮 與止日女神社
巻二 弟、老人の勧めにより駕籠に乗る。
老人は問いかけた。「なにやら心配事のご様子。ひとつ、このじじにお話しになってくださいませ。」
その声は地獄で仏と聞いた弟は、事のあらましを告げた。「ひどいお兄様でごじますな。たかが釣針一本で。ようし、私が探してげましょう。」

場面 十六~十八
偶然にも行き会った二人は、話し込んだ。竹杖に顎を乗せた老人は、弟の話にうなずいた。
「ともかくも、この駕籠の中にお座りなさい。座ったら両眼を固く閉じて、私が合図するまでは決して開けてはなりませんぞ。」
言われるままに、弟は駕籠の中に座った。
堅く目を閉じた弟が我に返ったときには、すでに海底に到着していた。水底とはいえ、これは竜宮国。
海辺近くには怒涛が荒れ狂っている。ザザザと寄せては返す波が海鳴りの音とともにうるさく聞こえる。

海底の竜王の宮殿に到着
場面十九
海辺では、駕籠の上に、目を見開いた弟と老人。
「さあ、あそこに行って、事の次第を申し述べるがよい。きっと、釣針が見つかりますよ。」とひと事、言葉を残した老人は一瞬で姿を消した。
場面 二十
霞がたなびく中に竜王宮の門が見える。立派な塀を巡らし、宝石をちりばめたような石畳。立派な丹(に)塗りの楼門が立っている。屋根の下の複雑な彫り物がその威容を充分に伺わせている。
弟は,目にも鮮やかなこの門に魂を奪われる思いであった。が、老人の教えに従って、一歩一歩、門に近づいていった。
場面 二十一
弟は、こわごわ門の中に入っていった。すると、辺りには、えもいわれぬ芳香が漂っている。「おや、ナンデあろうかと見回すと、門の傍らに美しい女性が立っている。髪上げをした唐装束の美女であった。呼び止められた弟は、彼女の前に跪いた。

場面 二十二
瑠璃色の瓦を葺き分け、複雑な技法をこらした宮殿の建物が立ち並んでいる。
樹海の中に夢のように浮かぶ楼門。金銀珠玉をちりばめた土台が見え、豪壮な竜王宮のたたずまいが見事であった。
場面 二十三~二十四
樹幹によりかかる美女。彼女もまた竜王宮の女官であろう。美麗な唐衣装がまばゆいばかりに辺りの林間美に景観を添えている。

弟、竜王宮に導かれる。
場面 二十五~二十六
弟の話を聞き終えた女性は、館の中に消えた。が、すぐに出てきた。
「どうぞこちらへ」というので宮殿の奥深くへ進んだ。
場面 二十七
最初の門に比べて十倍は美しいという中門をくぐる。門の傍らに女がいる。先の女にも増して美しい女性である。
先ほどと同じようなことを尋ねる。同じ返事をする。

場面 二十八
「では、どうぞ。」と中に招かれた。中門をくぐり抜けた弟は、美女の案内によって、竜王の宮殿に進む。
場面 二十九
竜王の面前。左右には高官の姿が見える。異様な魚の形をした冠をかぶり、顎ひもを掛け、派手な衣装を着飾った一人が、語りかけている。
が、竜王の目には、目ざとく見慣れぬ弟の姿を捉えている。
場面 三十
霞の海を隔てて、宮殿の壮大な屋根がいくつも見える。
巻三に続きます。
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