社日さん
田尻区では10組あり、春と秋の2回あり5年に1回、お世話が回ってきます。
今年は今日(20日)に陣内組が各家庭から出て注連縄をない、料理を作ります。
家で料理をいただき、森山神社の横にある社日宮でおまいりをして、その後、車座になり料理を
いただき、次の座元への引継ぎをして終わります。
神主さんは大牟田市の駛馬(はやめ)神社の田尻氏です。
戦国時代に田尻を居城とした田尻氏の後裔です。9月分のブログ、
豪族 田尻氏の郷 を見て下さい。
「社日」というのは、土の神様をお祀りする日の事で、「お社日さん」として親しまれています。
春と秋の二回有り、秋分、春分にもっとも近い戌(つちのえ)の日を「社日」として、土の神様をお祀りします。
春社日には、五穀の種子を祀って、その豊壌を祈ります。
秋には、秋社日といって、初穂をお供えして、収穫のお礼をし、収穫を祝います。
お社日さんは、土の神様で、そのお宿は、田の境石、即ち土地の境界を定める石とされています。
ですから、境石は、動かす物ではないと言ういわれが在ります。
お社日さんは、春のお祀りが住むと、田の方へお出かけになり、作物を守護し、その成長を見守ってくれます。
そして、秋の収穫を見届けるのです。
秋の収穫を見届けた後、お宿へ戻ってこられるそうです。
農家では、「お社日さん」のお祭りといって、当日は、畑仕事を休んで、おはぎなどを作り、
一升ますに米を入れ、お銚子に酒を盛って、社日宮にお供えをし、
神様への感謝の気持ちを捧げたのです。
社日宮は、ローカルな神様で、土地の人々には、「お社日さん」として親しまれていますが、
この神様は、大きな社に祀られることはなく、田や畑の隅などに小さな御影石に「社日宮」と、
文字が刻まれて、静かにお祭りされています。
写真は日の出時の北側の田圃を背景に、家でお供えしている料理です。主におはぎ、鯛、作物の野菜類、お神酒をあげています。夜は、家族がお下がりをいただきます。
家でも家庭菜園をしていますので、御礼に
料理とお神酒をお供えしています。